キャリアチェンジで見えた“家族との時間”|働き方の変化と父親としての選択

キャリア形成

仕事と家庭、どちらも大切にしたい。でも、現実はなかなかうまくいかない——。
僕自身、キャリアを変える中でようやく「家族との時間」の重みと向き合えるようになってきました。

今回は、これまでの働き方の変化と、それにともなう家族との関係性について振り返ってみたいと思います。


かつての働き方:フル出社+持ち帰り仕事の日々

転職前はマーケティング職に就いており、毎日フル出社が基本。
顧客対応や社内調整に追われ、常に仕事のことばかり考えていました。

平日は子どもたちと顔を合わせるのも夜遅く、ほんの少しだけ。
せっかくの休日も、企画書や資料作成が気になって仕事を持ち帰ってしまうこともしばしば。

家族と一緒にいる時間は「ある」けれど、「心がそこにいない」感覚。
父親としての自分がどこか薄れていくようで、ずっとジレンマを抱えていました。


転職後:在宅勤務とフレックスで広がった“余白”

その後、同じマーケティング領域ではありますが、在宅勤務やフレックス制度が導入された会社へ転職。
週2回の在宅勤務が可能になり、働き方は大きく変わりました。

平日でも夕食を家族と囲める日が週に2回ほどできるようになり、
子どもの習い事の送迎にも関われるようになったのは、本当に嬉しい変化でした。

ただ、マーケティングという仕事の特性上、完全に業務から離れるのは難しく、
週末も2〜4時間ほど、PCに向かう時間があるのが現実です。

それでも、「自分の時間」を自分でコントロールできるようになったことは、
家族との“つながり直し”にとって大きな一歩になりました。


2025年5月:研修部へ異動。次なるステージへ

そして2025年5月、新たに「研修部」へ異動することになりました。
教育や育成に関わる仕事は、もともとやってみたかった分野。人に教えることが好きな自分にとって、ワクワクする転機です。

この部署では、休日出勤や緊急対応も少なくなる見込み。
仕事にやりがいを感じながらも、家族との時間をより確保できる——そんな働き方ができるのでは、と期待しています。

「どれだけ長く一緒にいられるか」と同時に、
「どんな気持ちで家族と向き合っているか」を大切にしたい。

働き方だけでなく、父親としての“在り方”を見直すタイミングになっています。


家族との時間を“どう使うか”がこれからのテーマ

今、僕が大切にしているのは、「家族とどれだけ濃い時間を、長く過ごせるか」ということ。

子どもたちは今、小学生。
一緒に遊んだり、話したり、寄り添える時間は、思っている以上に限られています。

少しでも長く、そして濃く。
子どもたちの挑戦を応援し、サポートできる“父親”でありたいと思っています。

そして、こうしてブログを書くことも、僕にとっては「振り返り」と「前進」の大切な時間。
日々の気づきを言葉にすることで、自分の軸が少しずつはっきりしていくのを感じています。

▼挑戦を始めたきっかけについてはこちら
38歳、父親の挑戦記録

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