体重よりも“体調”が変わった|30代からのやさしいダイエット習慣

はじめに
30代になってから、なんとなく体が重く感じる日が増えました。
朝起きたときにスッキリしない。日中は集中力が切れやすく、夕方にはぐったり。
そんな自分に気づいたとき、「何かを変えなきゃ」と思いました。
とはいえ、厳しい食事制限やストイックなトレーニングにはなかなか手が伸びません。
体重計の数字ばかりを追っていた頃は、逆にストレスが増えるばかりで続きませんでした。
そこで、「体重」ではなく「体調」に目を向けた、やさしいダイエットを始めてみることにしました。
体重よりも気にしたのは「体調」
まず意識したのは、「朝の目覚め」です。
いつもよりスッと起きられた日、1日が少しだけ気持ちよく始められました。
それだけでも、小さな変化として嬉しくなったのを覚えています。
次に気づいたのは、集中力の持続です。
仕事中にボーッとする時間が減って、夕方になっても頭が冴えている感じ。
これも、「あれ?なんか変わったかも」と思えるサインでした。
さらに、疲れにくさと睡眠の質にも変化がありました。
夜しっかり眠れるようになったり、日中の眠気が減ったり。
「体重が減った」というより、「体がラクになった」という感覚のほうが大きかったです。
取り入れた小さな習慣たち
体調にフォーカスするようになってから、生活にもいくつかの変化を取り入れました。
どれも「無理せず続けられるか?」を軸にしています。
朝のバターコーヒーと軽い運動
在宅勤務の日の朝はランニングやウォーキング、ストレッチの後、バターコーヒーを飲むようにしました。
出勤日は自宅でバターコーヒーを作って職場に持参。
また、少しずつ早起きに切り替えていき、3カ月ほどかけて起床時間を6:00から5:00にシフトしました。
朝の静かな時間にコーヒーを飲んだり、体をゆっくり動かしたりすることで、心も体も整いやすくなったと感じています。
私は【ギー・イージー】というグラスフェッドバターから作ったギーを使っています。ブロックのバターも使っていましたが、切り分けが難しかったので、こちらがおすすめです。
元々朝方でしたが、より早い時間に生活リズムが整ったことも、体調の安定につながったポイントのひとつと感じています。
夜は“腹八分目”を意識
食事制限はしていませんが、「お腹いっぱいの手前でやめる」を意識しています。
好きなものを食べつつ、“少し控えめ”にするだけでも、体が軽く感じられます。
アルコールを少しずつ減らす
実はこれが、体調面では一番効果がありました。
毎晩の晩酌をビール→発泡酒→ノンアルへと少しずつ切り替え。
(最終的には炭酸水に落ち着きました。こちらはいい節約につながったなと感じています。)
完全にやめることはしていませんが、基本的には家では飲みません。
翌朝のスッキリ感がまるで違います。
飲み会や家族との外食は我慢しない
月に1〜2回の飲み会、月に3〜4回の家族との外食は、あえて制限していません。
「楽しむときは楽しむ」と決めたことで、日常の習慣も苦しくなく続けられています。
体調の変化が、気持ちを前向きにした
こうして体調が良くなると、自然と気持ちも前向きになっていきました。
「やせなきゃ」「体重を減らさないと」という焦りが消え、
むしろ「今日も気持ちよく過ごしたい」という感覚が出てきました。
朝起きるのが少し楽しみになったり、
外を歩きたくなったり、
そんな変化が少しずつ、じんわりと広がっていきました。
結果的に、体重も緩やかに減っていきました。
10kg体重が減るのに1年近くかかりましたが、特に焦りはありませんでした。
体重を減らすこと自体は“目的”ではなく“結果”だったように思います。
おわりに
ダイエットと聞くと、つい「何キロ痩せたか」が気になってしまいます。
でも、数字よりもまず大切にしたいのは「自分の体の声」かもしれません。
朝の目覚め、日中の集中力、夜の眠り。
こうした日常の小さな変化こそ、確かなサインなんだと実感しました。
無理せず、少しずつ。
続けられる形で生活に取り入れていくことで、気づいたら体も気持ちも整っていました。
もし今、「変わりたい」と思っている方がいれば、
数字にとらわれすぎず、小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
【無理なく続ける習慣づくり】
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