「ほんとに好きなのかな?」という心配が、ちょっとほぐれた日。
yu.miz
父親の学びラボ
研修部として、中途入社者の方々に研修を提供する中で、改めて自分のプレゼンを振り返る機会がありました。
話す内容には自信があっても、どうも伝わり方が弱い。原因を探ってみると、「声に抑揚がなく、平坦に聞こえてしまうこと」でした。
そのことに気づいて少し落ち込んでいたとき、娘が学校の宿題で音読をしているのを耳にしました。
ただ読むだけではなく、一人二役も三役も演じ分けながら、感情を込めて声を響かせています。
登場人物によって声の高さやトーンを変えたり、感情の流れをうまく表現したり。
その姿は、まるで小さな劇場を見ているようでした。
「これだ!」と気づいた瞬間でした。
プレゼンもただ説明するのではなく、場面や登場人物を設定して“ちょっとした劇”のように演じればいい。
そう意識して話してみると、自分でも驚くほど抑揚がつき、聞き手の反応も変わってきました。
子どもから学ぶことは本当に多いものです。
苦手を克服するヒントは、遠くの専門書やセミナーにあるのではなく、日常の中に転がっている。
娘の音読が、私にとってのプレゼン改善のきっかけになりました。
残業や家事でバタバタの毎日でも、子どもの「いま」に寄り添うためにできる工夫を、実体験から3つに厳選してまとめました。
記事を読む