はじめに
仕事に追われる毎日。
ふとしたときに、「最近、子どもとちゃんと向き合えていないかも」と焦りを感じたことはありませんか?
私自身、忙しさに追われる日々の中で、子どもとの時間を後回しにしてしまうことがありました。
けれど、小さな習慣を意識するようになってから、親子の関係に少しずつ温かい変化が生まれてきたのです。
この記事では、忙しい中でも子どもと向き合うために実践している3つの工夫をご紹介します。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
忙しい中でも子どもと向き合うために意識した3つの習慣
① 1日10分でも「目を見て話す時間」をつくる
どんなに忙しくても、1日10分だけ子どもと目を見て話す時間を意図的に作るようにしています。
スマホやパソコンを一旦手放し、子どもに向き合うことを最優先にする時間です。
その際は、ただ話を聞くだけでなく、目を見ながら「対話」を意識しています。
たとえば、こんなふうに声をかけます。
- 「今日、学校はどうだった?」
- 「いいことあった?」
- 「困っていることはない?」
小さなことでも、「ちゃんと聞いてくれている」と子どもに伝わることが大切だと感じています。
また、私はフレックス勤務を活用し、朝7:00〜7:30に仕事をスタート。
できれば17:30まで、遅くとも19:00までには終わらせるよう意識しています。
(前提として、通勤時間は約1時間15分、フルフレックス制度が導入されている職場です。)
夜、子どもたちが寝る前に帰宅できると、自然にこうした対話の時間も作りやすくなりました。
② 「一緒にやること」をあえて作る
忙しい中でも、一緒に何かをする時間を意識的に作っています。
例えば、
- 宿題を隣で見守る
- 一緒に片付けをする
- 軽くゲームを楽しむ
- スポーツで体を動かす
こうした**「共有作業」**を増やすだけで、子どもとの距離がぐっと縮まるのを感じます。
特に「一緒に楽しいと思えること」だと、なお良いですね。
私の場合は、バスケットボールとゲームが子どもとの共通の趣味になっています。
→ 子どもと一緒にスポーツを楽しむ中で、成長を感じた経験はこちら
ポケモンやスマブラなど、自分自身が子どもの頃に夢中になっていたゲームを一緒に楽しめるのは、感慨深いものです(笑)。
小さなことでも、同じ空間で、同じことを一緒にやること。
それだけで、子どもとの関係は自然と深まっていきます。
③ 小さな成長を「言葉にして」伝える
子どもの頑張りや変化に気づいたら、できるだけすぐに言葉にして伝えるようにしています。
たとえば、
- 「頑張ったね」
- 「前回よりよくなったね」
- 「すぐに宿題にとりかかってすごいね」
こんなふうに、具体的に声をかけます。
子どもは、親からのポジティブな言葉を本当に敏感に受け取ってくれます。
ちょっとした一言でも、自己肯定感ややる気につながることを実感しています。
→ 子どもの自己肯定感を育てるために意識していることもまとめています
忙しい中で続けるために工夫したこと
もちろん、毎日完璧にできるわけではありません。
だからこそ、無理なく続ける工夫も意識しています。
- 短い時間でもいいから「目を見て対話する」ことを最優先にする
- 一緒に楽しむ気持ちを持つ(義務感ではなく)
- 自分の時間も大切にする(心に余裕を持つために)
「今日はできなかったな」という日があっても、気にしすぎないようにしています。
続けるためには、自分自身を追い詰めないことも大切ですね。
私自身、働き方を見直したことで、家族との時間を増やす工夫にもつながりました。
→ 働き方を変えて、家族との時間を見直した体験談はこちら
おわりに|子どもは“向き合おうとする気持ち”をちゃんと感じ取る
たとえ短い時間でも、
本気で子どもと向き合おうとする親の気持ちは、子どもにちゃんと伝わります。
そして、小さな積み重ねが、いつか大きな信頼や絆に育っていくのだと感じています。
忙しい日々の中でも、できることから少しずつ。
これからも、子どもとの時間を大切にしていきたいと思います。
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