英語を「勉強」から「会話」に変えたら、見える世界が変わった|オンライン英会話体験記

英語の勉強はしていた。でも、話せないままだった
学生時代から、英語はそこそこ得意なほうでした。
単語帳を繰り返し見たり、TOEICの問題集を解いたり、リスニングCDを聞いたりと、それなりに努力もしてきました。
ただ、ずっと感じていたのは、「英語を“知っている”けれど話せない」という壁です。
知識としては頭に入っているはずなのに、いざ英語で会話しようとすると、何も出てこない…。
転職後、チームメンバーに外国人が加わり、英語を話さなければならない環境に放り込まれたとき、そのギャップを強く実感しました。
ふとした瞬間に、「このまま勉強だけ続けていて、いつか本当に話せるようになるのかな?」と、目的を見失いそうになることもありました。
きっかけは「話す」ことにチャレンジしたこと
幸い、息子の幼稚園の先生にアメリカ人の方がいて、バスケを通じて親しくなることができました。
その友人と話す機会が増えてきた頃、あることに気づきました。
彼の日本語はカタコトでしたが、それでも十分に意思疎通はできていたんです。
その姿を見て、「完璧じゃなくても、伝えようとする気持ちと工夫があれば、コミュニケーションって成り立つんだな」と、ハッとさせられました。
それをきっかけに「話すこと」に挑戦しようと思い、オンライン英会話を始めました。
僕が使ったのは、ネイティブキャンプ(スタディサプリのビジネス英語コースと連動)とクラウティです。
どちらも自宅で気軽に始められて、失敗してもノーリスク。
最初は緊張しましたが、少しずつ会話が続くようになり、「あ、通じた!」という感覚がうれしくなってきました。
話す経験を通じて、「英語って“使うために学ぶ”ものだったんだ」と、ようやく腑に落ちた瞬間でした。
勉強のやり方も変わった|話す前提で英語に向き合うように
オンライン英会話を始めてから、英語との向き合い方も少しずつ変わっていきました。
たとえば、ネイティブキャンプやクラウティでは、事前にレッスン内容や教材を確認できます。
「今日は“旅行”の話題だから、空港や観光地の単語を使ってみよう」
「こんなことを先生に伝えたいけど、どう言えばいいんだろう?事前に調べておこう」
そんなふうに、“伝える”ことを意識してインプットするようになると、学習の定着スピードもぐんと上がっていきました。
何より、完璧な文法じゃなくても、多少言い間違えても、伝わるという経験がうれしかったです。
その体験が、「英語が通じる」という自信につながっていきました。
今は「英語が続いている」ことがうれしい
今では、毎日少しでも英語に触れる時間をつくるようにしています。
以前は「TOEICの点数を上げなきゃ」とばかり考えていましたが、今は「英語がある生活」を楽しめるようになりました。
もちろん、言いたいことがうまく出てこないときもあります。
でも、会話全体を通して「伝わったな」と感じられたら、それで十分だと思えるようになりました。
小さな失敗にも動じず、むしろそこから学べるようになったのは、大きな成長だと感じています。
何より、「英語学習を続けている」という事実が、自分にとっての小さな自己肯定感にもつながっています。
おわりに|“話す”ことが学習の風景を変えてくれた
僕にとって、オンライン英会話は「英語を学び続ける意味」を取り戻してくれた存在です。
流ちょうに話せなくても、たどたどしくても、ちゃんと伝えようとすればコミュニケーションは成り立つ。
周りの目を気にせず、失敗しても安心な場所で練習できるのは、本当にありがたい環境でした。
とはいえ、今でもレッスン中に「うわ〜伝わってないかも(笑)」と思うこともあります。
でも、そんな時も「まぁいっか。また挑戦しよう」と思えるようになったのは、以前の自分からすると大きな変化です。
🌱 最後に|使ってみてよかった英語学習サービス
この記事の内容と関連して、私が使ってよかったと感じた英語学習サービスを3つご紹介しておきます。
「続けられる学習法が見つからない…」という方の参考になればうれしいです。
➤ ネイティブキャンプ
➤ スタディサプリ
※私はスタディサプリのビジネス英語コースと連動してネイティブキャンプを使っていました
➤ クラウティ
※家族でアカウントをシェアできるのも、クラウティの魅力のひとつです