転職後、後悔しなかった3つの理由|「変化を恐れない」ことで見えた景色

はじめに|築いたキャリアを捨てて、転職するという決断
10年以上勤めた会社を離れ、私は新しい環境に飛び込む決断をしました。
長年かけて築いてきた人間関係や、慣れ親しんだ仕事を手放すことに、迷いがなかったわけではありません。
もちろん、新しい職場への期待はありました。けれど、「この先、本当にやっていけるのか」という不安も、正直なところ大きかったのです。
それでも私は、「今このタイミングで変化を選ぶべきだ」と感じていました。
この記事では、そんな私が転職後に“後悔しなかった”と感じた3つの理由について、実体験をもとにお伝えしたいと思います。
理由①|自分で考え、動く力が磨かれた
転職先での仕事は、コロナ禍の影響もありリモートワークが中心でした。
すぐそばに誰かがいて助けてくれる環境ではなく、「自分で考え、自分で動く力」が強く求められました。
- どうすれば期待される成果が出せるのか
- 今、自分にできることは何か
そんな問いを自分に投げかけながら、日々試行錯誤の連続でした。
実際、知識のキャッチアップのために先輩たちとの勉強会をセッティングしたり。自ら行動しなければ実現しないことも多々ありました。
簡単ではありませんでしたが、だからこそ“行動力”が確実に鍛えられた実感があります。
理由②|成長を支えてくれる環境があった
幸いにも、配属先のマネージャーや先輩方はとても実務経験が豊富でした。
私がつまずいたときには「次はこうしてみては?」と、明確な方向を示してくれることが多く、本当に心強かったです。
また、チャレンジに対して「まずはやってみよう」という前向きな文化が根づいており、失敗を恐れず行動できる雰囲気がありました。
この環境があったからこそ、「もっと学びたい」「成長したい」という気持ちを素直に行動に移せたのだと思います。
理由③|自ら発信することで信頼が生まれた
新しい職場では、「待っているだけ」では何も始まりません。
だから私は、やりたいことや得意なことを自分から発信するように心がけました。
すると、少しずつ周囲のメンバーもサポートしてくれるようになり、チームとの信頼関係も自然と築かれていきました。
“受け身”ではなく、“自発的に関わる”ことで、
新しい環境の中に自分の居場所をつくっていくことができた——そんな実感があります。
おわりに|転職に必要なのは、“うまくいかせる姿勢”
転職がうまくいくかどうかは、最終的には「自分の姿勢」次第だと思います。
もちろん、私が良い環境・良いメンバーに恵まれたという“運”もありました。
(実際、同じ会社でも大変そうな部署もあります。。。)
でも、その運をつかめたのは、「変化を恐れずに一歩を踏み出した」からこそだとも思っています。
新しい環境に不安はつきものですが、学び続ける姿勢と新しい文化を受け入れる柔軟さを持っていれば、きっと自分なりの成果を出すことができます。
他責にせず、自分の決断を自信をもって前に推し進めることで、不安は少しずつなくなっていくものだと実感しました。
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