在宅勤務日の朝ルーティン|朝の時間の使い方次第で、1日が整う

はじめに
「仕事も育児も忙しいけれど、心は整えておきたい」
そう感じるようになったのは、在宅勤務が増えたここ数年のことでした。家にいるからといって、ゆっくりできるわけではなく、気を抜くとなんとなく1日が始まり、なんとなく終わってしまう。そんな感覚が、以前はよくありました。
でも、朝の過ごし方を少しだけ意識するようになってから、1日がうまく回り始めたように感じています。
今回は、私が実践している「在宅勤務日の朝ルーティン」についてご紹介します。特別なことではありませんが、自分にとってはとても大事な時間になっています。
早起きして、まず外に出る|気持ちが切り替わる「軽めのランニング」
在宅勤務の日は、通勤時間がない分、朝に少しだけ余裕が生まれます。
私はその時間を使って、家の近くの緑道をゆっくり3kmほどランニングしています。しっかり走るというより「体を動かす」「朝の空気を感じる」ことが目的です。最後に軽くストレッチをして、全身を目覚めさせます。
公園の木々や小鳥の鳴き声、まだ人通りの少ない静かな道。そんな空間に身を置くことで、自然と気持ちがリセットされていきます。
ランニングをしない日と比べると、頭の回転や仕事への集中力がまったく違うのを実感しています。汗をかいてシャワーを浴びたあとの「よし、やるか」という感覚は、朝ならではの特権かもしれません。
帰宅後はバターコーヒー|“自分の1杯”でスイッチオン
帰ってきたあとは、ゆっくりとコーヒーを淹れる時間です。私はバターコーヒーを愛飲していて、もう習慣になっています。
全自動コーヒーメーカーでコーヒーを作る。そこにギーとMCTオイルを加え、泡立て器でよく混ぜる。この一連の動作が、私にとっては「心の準備」の時間でもあります。
朝食は取らずに、このバターコーヒーだけ。合う合わないはあると思いますが、私はこのスタイルにしてから体が軽くなり、午前中の集中力も続くようになりました。体型も体調も安定していて、私には合っているようです。
※詳しくは、別記事「35歳から始めたダイエット|無理なく続けるためにやったこと」でも紹介しています。
子どもと少し話す時間が、朝の心の栄養
コーヒーを片手に、子どもたちの朝の支度を手伝う時間も、私にとっては大切なひとときです。
「おはよう」「今日、学校で何するの?」そんな何気ない会話でも、子どもの表情を見ることで安心したり、元気をもらえたりします。
私はその合間にメールチェックをしたり、1日のタスクを軽く整理したりもしています。がっつりPCに向かう前の“ウォームアップ”のような時間です。
そして、子どもを玄関まで見送るときには、こちらも背筋が伸びて「さあ、今日もやるか」という気持ちになります。
パソコン前で“整った気持ち”で仕事を始められる
こうしたルーティンがあることで、気持ちの切り替えがとてもスムーズになります。
在宅勤務は便利な反面、家にいることで気持ちがだらけてしまったり、仕事モードへの切り替えが難しかったりします。でも、朝に「動く」「整える」「話す」といった小さなステップを踏んでおくことで、机に向かうときにはすでにスイッチが入っている状態になります。
結果的に、作業効率も気持ちの安定感も高まったように感じています。
おわりに|ルーティンでつくる“自分らしい朝”
特別なことはしていません。でも、この朝の過ごし方を“習慣”として続けることで、自分の中に「整った状態」をつくれるようになってきました。
忙しいときこそ、自分のための時間をほんの少しでも持つことが、心と体を整える助けになります。
人によって合うスタイルは違うと思いますが、もし在宅勤務などで朝に少し余裕がある日があれば、自分らしいルーティンを試してみてはいかがでしょうか。
➤私が使っている全自動コーヒーメーカー。値段が手ごろで省スペース。豆の挽き方なども設定できるので重宝しています。