忙しい毎日でも、ちょっと立ち止まって思ったこと。
yu.miz
父親の学びラボ
小学1年生の娘が、今日、初めてミニバスのゴールにシュートを決めました。
ぎこちないフォームのまま放ったボールが、ふわっと弧を描いてネットに触れた瞬間、娘の表情がパッと明るくなって、その笑顔を見た私まで胸が熱くなりました。
うちの娘は、運動が得意というタイプではありません。
集中が続かなかったり、周りのスピードに驚いて固まってしまう日もあって、「大丈夫かな…?」と心配になることが何度もありました。
それでも、練習に行けば、少しずつできることを増やしていって、ここまで頑張ってきたんだなと実感できた瞬間でもあります。
そして、ふと頭をよぎったのは、お兄ちゃんのこと。
今はバスケが大好きで「もっと練習したい!」と自分から言う4年生ですが、彼がバスケにハマるきっかけになったのも、実は“初めてシュートが決まった日”でした。
性格もタイプもまったく違う二人だけど、ゴールに入ったときのあのうれしさは、きっと同じなんだと思います。
娘が「また決めたい!」と笑って言ったあの一言。
その横で、何気なくうれしそうに聞いていたお兄ちゃん。
二人がそれぞれのペースで、バスケを「楽しい」と感じてくれたら、それだけで十分だなと思いました。
できないところより、できるようになった瞬間を一緒に喜べるように。
今日はそんなことを静かに噛みしめた日でした。