TOEIC学習で最初にやるべきこと|300点台から学んだ社会人の失敗と3つの対策
英語が得意だった自分が、TOEICで300点台
大学受験では英語が得意な科目でした。
そのため社会人になってからも、
「英語は一度やっているし、TOEICもそこまで勉強しなくても大丈夫だろう」
と、正直どこかで甘く考えていました。
ところが、初めて受けたTOEICの結果は300点台。
このとき初めて、英語ができることとTOEICで点を取ることは別物だと痛感しました。
TOEICは「英語力」よりも「試験への慣れ」が影響する
TOEICを受けて感じたのは、次のような点です。
- リスニングが想像以上に速い
- 問題数が多く、最後まで解き切れない
- 読めるはずの英文でも時間が足りない
ここで気づいたのは、
TOEICは英語力そのものよりも「形式への慣れ」がスコアに大きく影響するテストだということでした。
社会人に学生時代の勉強法は合わなかった
スコアにショックを受け、「基礎からやり直そう」と思い、
文法書や参考書を最初からやり直そうとしました。
しかし、これも長くは続きませんでした。
- 平日は仕事で疲れている
- まとまった勉強時間が取れない
- 進みが遅く、達成感がない
結果的に、「今日はいいか」が増え、自然と挫折。
学生向けの勉強法を、そのまま社会人に当てはめたこと自体が間違いだったのだと思います。
TOEIC学習の前に、考えるべきだったこと
今ならはっきり言えますが、当時の私は
「なぜTOEICを受けるのか」を深く考えていませんでした。
本来、最初に考えるべきだったのは次の問いです。
- いつまでに、何点取りたいのか
- その点数は、何のためなのか
- TOEICで高得点を取って、何を達成したいのか
これが曖昧なまま学習を始めたことで、途中で迷い、挫折しやすくなっていました。
TOEIC高得点と英会話力はイコールではない
ここも誤解されやすい点です。
TOEICで高得点を取ることが、必ずしも英会話力の向上につながるわけではありません。
実際、スコアは高いけれど会話が苦手、という人は珍しくありません。
TOEICは万能なテストではない、というのが正直な実感です。
ただし、だからといってTOEICに意味がないわけでもありません。
TOEICは「土台づくり」と「実力診断」に向いている
TOEICには、英語学習の入口として大きな価値があります。
- 読み・書き・リスニングをバランスよく鍛えられる
- 弱点がスコアとして可視化される
- 今の実力を客観的に把握できる
TOEICはゴールではなく、
英語学習のスタート地点を確認するためのツールと捉えると、非常に使いやすい試験です。
① まず決めるべきは「いつ・何点・何のため」
TOEIC学習を始める前に、まず決めておきたいのが目的です。
- いつまでに、何点を目指すのか
- その点数は、昇進・転職・仕事の幅を広げるためか
- それとも英語学習の区切りとしてなのか
ここが明確だと、学習の迷いが減ります。
特に社会人の場合、
目的がはっきりしているかどうかで、中期(2〜3年)の挫折率が大きく変わると感じています。
② TOEICの「解き方」は先に学んでおく
英語力を伸ばす前に、TOEICの「型」を知っておくことはとても重要です。
- リスニングの問題文を先読みする
- 設問のパターンを把握する
- どこで集中力を使うかを決めておく
これは小手先のテクニックではなく、
努力の方向を間違えないための準備です。
同じ勉強時間でも、スコアの伸び方が変わってきます。
TOEICの「解き方」を理解するための参考書
TOEICは英語力だけでなく、問題の考え方・解き方を知っているかどうかでスコアが大きく変わります。
私自身、試験の型を意識するようになってから、無駄な迷いが減りました。
中でも、「まず全体像をつかみたい」「細かい対策本に入る前に方向性を知りたい」人にとって、使いやすい一冊です。
③ 続く前提で、勉強時間と方法を設計する
社会人のTOEIC学習で一番大切なのは「続くこと」です。
おすすめの目安は次のくらいです。
- 平日:15〜30分
- 休日:30〜60分
そして、時間に応じて学習方法を使い分けます。
- スキマ時間(5〜15分):アプリ学習
- 30分以上取れるとき:テキスト学習・模試
「今日は時間がないから何もしない」を防ぐための、現実的な設計です。
スキマ時間を活かしたい人向けのアプリ学習
平日はまとまった時間が取れない場合でも、 1回5〜15分でTOEIC形式の問題に触れられる環境があると、学習は続きやすくなります。
スタディサプリENGLISHは、 短時間でも「今日は何をやるか」で迷わず進められる点が、忙しい社会人向きだと感じています。
まとまった時間が取れる日のテキスト学習に
休日や余裕のある日は、30〜60分しっかり腰を据えて勉強したいという人も多いと思います。 この一冊は「2カ月で600点」というゴールが明確なので、 何を・いつ・どれくらいやるかで迷いにくいのが特徴です。
まとめ|TOEICは目的が明確だと、強い味方になる
TOEICで高得点を取ることは、すべての人に必要なわけではありません。
英会話力の万能な指標でもありません。
それでも、
- 目的を決める
- 試験の型を知る
- 続く形を作る
この順番を意識すれば、TOEICは
英語学習の良いきっかけであり、実力診断のツールになります。
かつて遠回りした自分だからこそ、
「最初に考えてほしいこと」を伝えたいと思っています。
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